この間「やりがいのある仕事」という幻想という本を読んで

すごく前からなんかの拍子に気になったのかamazonの欲しいものリストに入ってたのを気分で購入して読んでみた。内容はしごくまっとうな内容で、やりがいのある仕事というのは厳密にはなくて、生きるためにする仕事の中で何かを育てるのがやりがいになっていくという内容。なんとなく気づいていたけどちゃんと言語化できなかった事を具体的に表せるようになったので自分の中でそうとういい本だった。

その中で「やりたいことだけして生きていきたい。仕事したくない」って質問、Q&Aがあって、「スキーを滑りたい時には延々と滑り続ける事は出来ない、ロフトに乗って頂上まで登る必要がある、仕事とはそういうやりたい事をするために必要な事で、その必要なことがセットでやりたいことになるはずなのでそれは本当にやりたいことではない」と正論過ぎる正論をぶつけられていた。

正論をぶつけられて心折られる、ということはさっきの文章読んだかぎりでは無くて、やらなきゃいけない事が苦痛にならなければ自分のやりたいことなので、存分に力を入れていけばいいんだな、と将来にそれが本当に自分がやりたいことなのか、が悩まなくてよくなったなと思った。