引越をして東京都からはでていないんだけど23区外に移り住んだ。

広い家に住みたかったのが理由だ。新宿まで1時間かかるようになったが、前の家は近過ぎて電車の中で本を読む時間さえ無かったほどだったので本が読めるようになったと思えばよい。

引越の作業をしたときの不動産屋だったりガス屋さんだったり設備の不調で来てもらった人だったり役所で働いてる人だったりと、その地域の人と合わないといけない機会が出てきたのだが、その人たちはちゃんと歳を取っているのだ。

ちゃんと歳を取っている。歳相応というか、歳を取っている風貌を醸し出しているのだ。

東京に引っ越してからは、合う人合う人が年相応に見えない人ばかりであった。見た目が若すぎる。 若そうな人に見えるにも関わらず30過ぎてるのが普通だったり、東京でてくるまでに感じていた年齢の感覚とは違っていたのだ。

しかし、23区外の人たちはちゃんと歳を取っている風貌をしている。 見た目に若々しさが無いというか、相応の苦労(?)をしてきたのかは解らないが、歳をちゃんと取っているのだ。

若っぽい人が23区内に残って、老けた人は23区外に行くのか、23区内の空気が人を若くさせるのかはわからない。

だけど、23区外の地域の感じとか、生活のリズムとか。僕は好きだな。