夏自体は嫌いで夏休みは好きだ。

外に出て運動をする事自体が苦手だったので海水浴やプールなどの楽しみがあまり無く、バーベキューやキャンプといったイベントに関わる機会があるほど交友関係が広い訳でもなく、いや、キャンプは家族で行ってたけど年中行ってたし小学生までだったから夏と関係してこない遊びかたばかりだった。 とにかく夏の良さとか夏ならではの遊びをしてこなかったしそこまで楽しいとは思わないでここまで来た。

夏に食べるそうめんや蕎麦が非常に美味い思い出はあるが、それは夏という過酷な環境によるひとときの癒しによるものなので、そもそも夏という環境が無ければそこまで美味いと思わないし夏の良いところまでにはランクが上がってくるほどの事でもない。 しかし愚痴を行っていても改善されるものでもないので非常に美味いと感じるそうめんや蕎麦は食べる事にしている。非常に美味い。

ともかく夏の良いところを感じるという感性が私には欠如していると思える。

夏、夏は日差しが照りだして日光によってあぶり出され、昼は暑く夜は寝苦しい。気温の問題ではなく湿度の問題が強いので身体中のべたつきや特に蒸している日には日陰に避難していても意味が無いほどの熱気が襲ってくる。

去年から除湿器を導入してみたが除湿器単体では除湿されるときの機械熱のせいで部屋が暑くなるので扇風機やエアコンの併用が必要となる。併用するぐらいなら無くても良い気もするのだがエアコンの温度を28度にしていると若干蒸す時などは除湿器を付けるだけで快適な空間になるので大変助かっている。しかしそれぐらいならエアコンの温度を下げるぐらいで対応出来る気もするのでまだ買って良かった物なのかの判断がついていない。除湿器で集まった水を捨てるときは想像以上の水の量なので爽快感があるが。

あと塩の小瓶が湿気のせいで全く出てこなくなったので除湿器はあんまり役立ってないと思う。

冷房も嫌いだ。過度の冷房が嫌いなだけなので全ての冷房を嫌いになっている訳ではないが。 冷房が効きすぎている店に入ると入った瞬間は涼しいが、入った瞬間だけなのですぐに寒くなるし、寒い状態で外に出ると身体があったまるので気持ちが良いのは少し良い、しかしその温度差のおかげで体温調節のために身体が活発に活動し疲弊すると考えると疲労感しか覚えない。図書館ぐらいの弱冷房がイイ。 思うに冷房を過度に付ける人は夏からくる暑さが嫌いな同士と考えられるが夏の熱に頭がやられて人間の快適温度というものの基準が欠如していて、一瞬の快適(外出から帰ってきた時等)のために長時間の快適を捨てている愚かな行為をしていると考えられる。地球温暖化とか広範囲の問題を問う気はないが身体を冷やしすぎるのにあまりメリットは無いし夏なんだから少し暑い程度にしておいた方が折角の夏を楽しむのにはちょうどいい。

夏は嫌いだが嫌いなものの良いところを楽しむのは好きだ。

でもやっぱり1年通して夏よりも冬の方が活発に活動しているので冬の方が自分は好きだなぁ。

とっちらかった頭の中をそのまま吐き出してみたらとっちらかった文章になってしまった。これだから夏は嫌いだ。