ある程度の年齢を過ぎたからなのか生き急ぐ事をしなくなった。

「すぐに買いたい」「スピードを出して快感を得たい」「無性に性欲が有り余っている」「明日会社だけどモンハンフロンティアをとにかくやるんだ」「意味のある事だけしたい」「高校受験とかいいからメタルギア3をとにかくやりたい」「今すぐに京都にいきたい、行った」

生き急ぐとは別の事も混じってるかも知れないが、そういう考えは少しずつ無くなっていき、長いスパンで物を見てその時の有効な時間の使い方、適切な我慢、時間の調整、その次の事を考えた行動をするようになってきた。大人になったと受け取るか欲がないというかどうでも良くなったのか。

ちなみに意味のある事なんて目先の事だけを見ているからそう思うだけで、活用の方法次第では全てに意味がある。カンフー映画の師匠役の人が言ってた(もしくは弟子役の人)。

長いスパンで見るようになるとお金の心配という物をするようになって少しばかりのお金の勉強というものをするようになった。お金だけが全てではないがお金があれば好きな事が出来る。

お金を効率よく稼ぐためには自分自身の活動を最大化するだけでは足りなく、お金を使ってお金を増やさなければならない事も知るようになった。お金自信が増える複利の効果を得られる投資、お金を使ってシステムを作りお金に換える等々。

お金の勉強は果てしなく、まだまだ勉強の途中ではあるが複利という言葉の魅力を知れたのはすごく嬉しかったし楽しかった。千葉の田舎に住んでいたら知らないままだったのかも知れない。

もっと複利がないか。複利がほしい。 複利を簡単に説明するとドラえもんの栗まんじゅうが適切だ。1つの栗まんじゅうが時間がたつと2個に、また時間がたつと4個に。倍々に増えていく。これが複利。複利は株式や投資信託を購入すれば体感することが出来る。お金は増えるのだ。(適度な)栗まんじゅうがほしい。

複利を知ってから株式の売買益で利益を上げるデイトレードは自分には全く合わないし、そんなに刹那的にお金増やしていく魅力というのもよくわからなかった。生き急いでるのだろうか。一時的に稼いでも人生は続いていく、まだまだ続くんだ、まだ終わらない。 中長期的な楽しみを持った方が精神的にはよい。まだ60年以上は続くんだ、単発の物を受け流していくだけなんて気が狂いそうになる。

複利的なのを考えて多肉植物を増やす事にした。こいつは葉っぱをもいで地面に置けば根が出て成長するらしい。すごいやつだ。

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